部屋の片付けを進めるうち、ふと気になったのがキッチンでした。
引き出しには使いきれない調理道具、シンクの下には重なった鍋やフライパン。「どこに何があるかわからない」状態が、ずっと続いていました。
料理が嫌いなわけじゃない。でも、なんとなくキッチンに立つのが億劫だった。
そのモヤモヤの原因が「物が多すぎること」だったと気づいたのは、思い切って全部出してみてからのことでした。
「無いと思って買っていた調味料」が3本出てきた
「無いと思って買っていた調味料の瓶が3本出てきた」という話をすると、友人に笑われます。でも本当にあったことなんです。
シンクの下の奥の方、いつも使わない鍋の後ろに隠れていたのが、同じ調味料の瓶が3本。しかも1本は賞味期限切れ。「ストックがない」と思って買い足すたびに、ちゃんとあったわけです。
物が多くて「どこに何があるかわからない」状態というのは、こういうことが起きます。収納しているつもりが、ただ詰め込んでいるだけ。
これを見たとき、正直ちょっと衝撃でした。と同時に、「片付けなければ」という気持ちがぐっと本気になりました。
キッチンにあった「使っていない道具」たち
気を取り直して、引き出しの中身も全部出してみました。
出てきたもの……
- 何年も使っていない製菓グッズ(タルト型、絞り袋など)
- 「いつか使うかも」と思って残していたスライサー類
- 同じような機能のピーラーが3本
- 一度しか使っていない蒸し器
- 大きすぎて使いにくいまな板
「捨てるのはもったいない」という気持ちで手放せずにいたけれど、使っていないなら、あっても意味がない。
思い切って、「今の自分が本当に使っているもの」だけを残すことにしました。
残したのはこれだけ
毎日使うもの、週に数回使うもの。それだけに絞ったら、キッチンツールはざっと半分以下になりました。
残したもの:
- フライパン(小・大の2枚)
- 鍋(ひとつ)
- 包丁(1本だけ、よく切れるものに統一)
- まな板(薄くて軽いもの1枚)
- お玉・フライ返し・菜箸(各1本)
「足りなかったらどうしよう」という不安があったけれど、実際に生活してみると、全然困りませんでした。
むしろ、使いたい道具がすぐ手に届く快適さに驚きました。
料理が楽になった理由
道具を減らしてから、料理に対する気持ちが変わりました。
引き出しをガチャガチャ探さなくていい。使ったらすぐしまえる。洗い物が少ない。
それだけのことなのに、キッチンに立つのが苦じゃなくなったんです。
道具が少ないから、シンプルな料理に集中できる。凝ったものを作ろうとしなくなったのも、逆によかったかもしれません。
まとめ:キッチンの片付けは「料理の気持ち」を変える
料理が億劫なとき、もしかしたら原因は「料理そのもの」じゃないかもしれません。
使いにくいキッチン、物が多すぎる引き出し、探し物だらけの収納……それがストレスになっていることがある。
道具を減らすと、キッチンが「使う場所」じゃなくて「居心地のいい場所」になります。
50代になって、毎日の料理を無理なく続けていくために。まずは引き出しを一段、全部出してみるところから始めてみませんか。


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