今月の椿大神社へのお参りは、いつもと少し違いました。
毎月一緒に参拝している仲良しのメンバーとは月末に行く予定だったのですが、夫が「自分もお参りしたい」という気持ちを持っていることを知り、急遽週末に二人で出かけることにしました。いつも平日に行くため、夫は一度も参拝したことがなかったのです。
今回の参拝には、切実な理由がありました
次男が第一志望の企業の最終面接を控えていました。
親にできることは、もう祈ることだけ。そう思ったら、じっとしていられなくて。本来は日頃の感謝を一番に伝えなければいけないのに、子どものこととなるとついついお願い事が先になってしまいました。神様、どうか見守ってください。
長男のこと
我が家には息子が二人います。
長男は素直で明るく、友達も多いキラキラした子です。勉強もどこかゲーム感覚で楽しみながら取り組むタイプで、成績もそこそこ。そんな長男が大学4年の就活で第一志望の最終面接に落ち、別の会社へ進もうとしていた矢先、卒業式の1週間前に「必修科目の単位を落としてしまった」と打ち明けてきました。
留年、そして内定取り消し。親としても精神的に参りました。高い学費をようやく払い終えてやれやれと思っていた矢先のことでした。
でも長男は変わりました。「まず部屋を片付けなさい」と言うと、素直に散らかった部屋をきれいにして。それまでほとんどしなかった食器洗いも、忙しい私のためにと率先してやってくれるようになりました。
2度目の就活では、エントリーした会社のほとんどで面接まで進み、5月には昨年不合格だった会社と同じ業種のライバル会社から内々定をもらいました。現在は新卒として研修中で、同期とも良い関係を築きながら毎日頑張っているようです。
次男のこと
次男は幼い頃から体が大きく、人懐っこくてやんちゃな子でした。感受性が強く、自分の赤ちゃんの頃の写真を見て涙するような、繊細な心の持ち主でもあります。
空手、野球と取り組んできましたが、紆余曲折を経て大学へ。留学も経験し、少しずつ成長を見せてくれています。ただ就活は苦戦していて、心配しながら見守っている日々です。そんな中、第一志望の最終面接まで残ったことは、親としては本当に嬉しい。でも同時に、ダメだったときのことを思うと不安でいっぱいにもなります。
だから神様に、お願いしてしまうのです。
親にできることは、祈ることと、家をきれいにすること
椿大神社の境内に入ると、いつものように風がふわりと吹きました。山の空気の中で手を合わせていると、心が少し落ち着いてくる。夫も静かに祈っていました。
子どものためにできることは年々少なくなっていきます。でも祈ることと、家を清めることは、今の私にできること。そう思いながら、今日も玄関を拭いて、掃除を続けています。


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